熱かったよ、この勝負!

Wraith Rossini

2008年01月30日 00:00


去る1/27開催の「スイールサーキット Vol.11」レポ。

回数を重ねるごとに参加者が増加し、ついには定員オーバーの予約が殺到しキャンセル待ちも出るようになってきたこのイベント。初回からもれなく参加して定員が埋まらなかったころから知ってる俺からすると「もう参加者サイドで盛り上げようと頑張る必要性もないかな~」とか思ったりしてちょっと寂しかったりもするが盛況なのはいいことなんで良しとする。

kenmiさんの実況中継でその場にいなくても状況がわかるようになったのもありがたいし。

結果としては俺は総合2位に終わった。だが、長らく実力はあるのに結果を出せなかった、だーまさんがついに総合優勝したことを我がことのように嬉しく感じる。苦戦を強いられる姿をずっと見てたからこんなに嬉しいのかな。


だーまさん、本当におめでとう!

次回からはS-1で初戦から激突することになるから手強いライバルがまた一人増えたということになるんだけどね。何にせよ、決勝でだーまさんと戦いたいと常々思っていたのでその願いは叶えられたワケだ。

……今回の実情からすると“対決”というよりは必死で追いかけてもまったく手が届かない状態であっさり逃げ切られた感じなんだけど(笑)

次は絶対逃がしません^^


さて友達がエントリーしてたクラスを中心にレポってみるとしよう。

やたらとSIMが重くてピットにテレポートしたものの天井に頭をめり込ませて降りられなくなる人が続出する中、チェックイン終了後の俺もめり込んだ状態に。空中にカートを出して無理やりRideして落下、練習走行するもののあまりの重さでまともに練習できず。どうせ出番は最後の方なのでRLで入浴することに。風呂からあがって髪を乾かしたころには一度SIM落ちしたらしく、状況はマシになって練習できるようになった。調子はまずまず。

最初のオープンクラスを制したのはdragunov McMahonさん。どーもnimoさんの友達らしー。

アブスタクルクラスにはフレンドの金ちゃん、Midoさん、nimoさんを含む5名が出走。レースクイーンやサーキット運営スタッフがコース上で直接進路を妨害したり、障害物を動かしたりとなかなか面白いレース展開に。勝者は躊躇せずレースクイーンを轢いてた金ちゃん(笑) 
念願のアブスタクル勝利おめでとう!

レディースクラスは3名での開催で勝者はYasuhma Huetさん。

今回ふた枠開催のS-2にはだーまさん・んごろさん・ゆきっつぁん・ぺい爺さんといった面々、総勢9名がエントリー。
1戦目ではんごろさん・ゆきっつぁん・ぺい爺さんが激突。奇麗にスタートしたんごろさんがそのまま逃げ切り順当に勝利する。
2戦目はだーまさんの独壇場。スタートからトップで飛び出し当然のように決勝進出。もともと実力のある人だけにスタートで躓かなければ勝って当然ともいえるが、今までしんどい展開が多かっただけにようやく実力を発揮できたんじゃないだろうか。

俺の出番はS-1クラス。今回からグランプリ優勝経験者はS-1クラス限定になったので、チームメイトのNumbersとは初戦から激突することになった。少々残念だが仕方ない。身内といえど情けは無用、勝負とあらば全力を尽くすのみ。

少なくとも、俺は譲られる勝利など欲しくない。己の手で奪わなければ意味がない。

スタートグリッドは俺が1番、moritunaさんが3番、Numbersはギリギリまで迷っていたがいつもどおり5番に。

俺もスタートに関しては毎回悩むが、人数が少なければたとえクラッシュしたとしても少しでも前に出た方が有利と判断、シグナルと同時に飛び出して先行逃げ切りを狙う。ここでちょっとした助言をとある方にIMでいただいてよりその思いを強めた。

まだ始まらないのかと気ばかり高ぶる中、俺とNumbersは丁々発止の舌戦を展開。ま、どっちも負けず嫌いってことだよね(笑)
某おーじにびびに緑の巨人ことザマンが非常に目立つ俺の応援団を結成し、チャットログが怒濤のように流れる中カウントダウンが始まる。

くみんさんやだーまさんからも声援を受けてカウント・ゼロを待つ。さっきまで高ぶっていた心が不思議と落ち付いていく。

ゲートがあがりロケットスタート!左から突っ込んでくるmoritunaさんに押されてイン側に叩きつけられる体勢になる前に一瞬バックに入れて引いたものの、車輪同士が絡まりアウト側の壁に二人して突っ込みかける。そこにアウトからインへ抜けようとしたNumbersも重なってしまい、三者ともアウト側でクラッシュ!!

だが、運は俺にあった。クラッシュした場所が一番前だった俺はいち早く立ち直りそのまま逃げる体勢へ。Numbersが追いすがってくるが抜けるラインを残しておくほどお人よしじゃない。最速ラインをブロックしつつ安全圏をキープして逃げるのみ。

不測の事態が起きない限りミスなどしない。

そのまま逃げ切ってフィニッシュ、1000L$ゲット!

いよいよ決勝戦。今回は予選6ヒートだったので決勝グランプリは6台横並びでスタート。同じく6台スタートだった前々回に最インでスタートして絡まれていきなり失速した苦い経験が脳裏に蘇り、今回は安全策で最アウトにつける。

スタート直後、右から突っ込まれかけた俺は一瞬アクセルをゆるめて衝突を回避。したものの、インへ向かおうとした途端に金ちゃんと接触してクラッシュ。そんな俺の視界の右端を小柄なオレンジの影が颯爽と走り抜けていく。

「だーまさんに逃げられた!」

この時点で俺は5位。リカバリーもすんなりとはいかず、もはやトップには手が届かない。

「なら少しでも順位を上げてギャラリーを沸かせてやろうじゃないか!」

目の前を走る2台の挙動を丁寧に見つつ、抜けそうなタイミングにはすかさずアタック!

まず一台パス。

金ちゃんが少し膨らんだ。逃さず刺す。

3周目にんごろさんを捕捉。S字後に仕掛けるもののブロックされるが、まだ諦める局面じゃない。最終コーナー、んごろさんがアウトへ流れた!
インを突き立ち上がりで勝負。直線的にクリアした分、俺の方が速度の伸びが早い。

「これなら抜ける!」

タッチの差でゴールラインに先行して2位で終了。

熱かったよ、今回のレースは!!
結果としては負けだけど悔しくない。

……もちろん、次も出るからには優勝を狙うけどね。

グランプリの模様は↓で。
日記