Havok4対応状況

Wraith Rossini

2008年04月03日 09:03


2週間くらい前にStradaleをHavok4 β環境で走らせたときとは大分勝手が違って戸惑ったけど、試行錯誤を重ねて平面的な場所に関してはほぼ目途が立った感じ。
どうも、ブレーキをかけるときに下方へ向かってベクトルを発生させるのが変に作用していたらしく、この処理を取り去るとしっかりグリップして走れるようになった。ちょっと都合の良過ぎる曲がり方だったので、今朝方まで細かくパラメーターを弄って走り続ける調整千本ノック。

“微妙にハンドルが残る”クセのある挙動に仕上がりつつある。

Havok4導入前より多少車体が重い感じではあるけれど、ぶつけたりぶつけられたりしなければほぼ問題ない。ピンボールみたいに激しく吹き飛んじゃうのは周りも一緒なので今後の物理エンジン最適化に期待ってことで。あとはマシンを敢えて重くつくる以外対応策を思いつかないが、重くするとまた挙動の調整しなきゃならんしなぁ。

ただ、再調整は面倒ではあるけれどHavok4環境が結構気に入ってたりもする。昨晩はサーキットがテストに励む自動車クリエイターでごった返していたのだけれどSIMが全く落ちず、多数の混走でラグが起きても前ほどカクカクにはならず比較的に余裕を持って対処できる。レースをするなら新物理エンジンの恩恵はかなり大きい。

ピンボールみたいに吹き飛ぶこととも絡んでいるみたいだけれど、乗り物に乗ったままSIM境を普通に越えられるようになったのも嬉しいところ。これでSIM越えのスクリプトを用意する必要がなくなった(笑)

あとは速度郷みたいにアップダウンのきつい場所での挙動がどうなってるか確かめれば……。ただ、マイナスベクトルを発生させるのをやめたから一度飛んじゃうとなかなか降りないだろうな。
Stradale