ソラマメブログ
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2008年12月31日

どう言おうが負けは負け

SL日本GP第11戦をレポート。急がないと年が明けて去年のことになっちゃうのでサクっと書く。

12/27の予選および予選決勝に関してはほぼ問題なし。予選決勝でチャット表示をふと見たときに一緒に走ってたしんさんの順位が落ちてて一瞬まずいな、と思ったもののゴールまでには通過圏内に返り咲き、俺としんさんは1-4フィニッシュで予定通り準々決勝進出。

12/28の準々決勝。こちらは何者かの作為が働いたとしか思えない抽選結果の組み分け。うちとレッドエンペラーは2人ずつ、ピッコロとキンテルは3人ずつ、その時点で残っているメンバー全員が同じ組に入るという劇的過ぎる仕様。主催のLINZOOさんは俺の予想通り凄く喜んでいたらしい。


もっともここでは8名中上位6台に残るだけで通過できる上、俺としんさんは1-2グリッドでスタートなのでそこまで心配はしていなかった。大事故に巻き込まれたり、ドジ踏みまくったりして順位を落とさない限りはほぼ間違いなく通過できるはず。その時点で先行しているドライバーをチームメイトがサポートするって相談もしておいたしね。


事実、スタートから中盤までは俺としんさんの天下。ときどき俺としんさんで順位を入れ替わるものの、1-2体勢のままLaughingSkullが首位独走! ぴったりフォーメーションを組んでコーナーに突入し、軽やかに走り抜けていくあの姿。自分で見てても「これカッコイイ!」って思ったくらい。気分が飛ばしまくりだったので、後ろについてるにも関わらず何度かしんさんつついちゃったりしたけどさ(笑)

問題は終盤。トップを気持ちよく走っているときに2位を走っていたはずのしんさんがラップカウンターの表示で7位に後退している。「落ちるにしてもそこまで落ちないだろう? カウンターの計測漏れ?」と思いつつも堅実に走り続け1位でゴール。準々決勝終了後しんさんに確認したところ、「恐らく後続車に突っ込まれて弾き飛ばされて壁にめり込み脱出に手間取っているうちに抜かれた」とのこと。何が起きるか分からないのがレースだけど、まさか1-2体勢から7位まで転落するなんて><

不幸を嘆いても結果が出ちゃったものは仕方ないので気を取り直して決勝へ。



俺のスターティンググリッドはポールポジション、2日間通して全5レースはすべてPPでスタート。結果もここまで全部1位。LSからは単独出走であってもこのまま逃げ切って年間チームランキング1位を勝ち取る気満々。チームメイトやフレンドの激励を受けながらもスタートを待つ時間の長いこと長いこと。早く走りたくて仕方ない。

……今にして思えば“勝ちを意識し過ぎていた”のかもしれない。

カウントダウン終了と同時に飛び出して文句なしのトップスタート、あとはこのまま逃げ切るだけ!
だが、ぬるい走りをすれば確実にアキさんに迫いつかれるはず。
余裕を持って走れていた準決勝までとは違う。
極力ラグの影響は避けられるようにしつつもギリギリまで攻めていく。

3周ほど走ったころだろうか、1コーナーを抜けて橋を渡っている最中に一瞬世界が止まった。動き出したときには目の前に迫る壁。止まったときにアクセルを抜いたから多少擦るくらいで済んだものの、そのままフルスロットルでいっていたらどこに跳ね飛ばされたか分からない。


後ろから迫るエンジン音を聴きながら続いてDragonTwistへ進入、ここで再び世界が固まりかけた。

プレッシャーを感じながら賭けに出る。
「今ここでハンドル切らなきゃ抜かれる!!」

結論からいうとこれが大失敗。動き出したときにはラインが予想よりも右に膨らんでいて柱に吸いこまれていく俺。フルブレーキで接触を避けようとするがもう間に合わない。軽くぶつけて止まるくらいで済んだのがむしろ幸運だったというもの。

その脇を鮮やかにすり抜けていく真紅のボディ。
「やはりアキさんが来たか!」

急いで体勢を立て直し後を追う。
「あの男が完全に一人旅を始めたら本当に追いつけない」

焦っていたのがまずかったのか、復帰して走りだした直後のコーナーで後続車に連続して追突され再びフェンスへ。この時点で1位は無くなった。

「2位でも3位でも表彰台に上がれれば!」と考えて必死で追い上げるも、マークしていなかったライバルが俺を迎え撃ってくれた。フィッシュランドのSaruさんとコーナーひとつひとつごとに絡みまくり、順位は上がるどころか落ちていく一方。

「ええい、俺にラインをよこせ!」と強気で走ったのが完全に裏目に出たんだよね。
……意地を張り過ぎて絡んだ挙句、ふたりしてフェンスに何度突っ込んだことか。

何とかSaruさんを振り切ってYulieさんを必死で追うものの、追う体勢に入れたのが残り7周くらいじゃもう時間が足りない。走る方からすると15周なんてあっという間だよ。

そんなわけで今回は表彰台に手が届かず。
トップで飛びだしておきながら、勝ちを逃がした不甲斐なさが悔やまれる。
最後の最後で勝利の女神にそっぽを向かれた気分だぜ。

あーーーーーーーーーーーー、
悔しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!


次は絶対逃がさん!!



……気を取り直して。

アキさん、悲願の初優勝おめでとう!

でも次は譲らないから^^
  


Posted by Wraith Rossini at 19:48Comments(2)Laughing Skull