2008年02月25日
ストラダーレ制作回想記後篇
独自仕様カースクリプトの開発当初、俺と某おーじさまとのやりとりは毎日のように続いた。新しい機能が実現されるたびに、不都合が発生するたびに何度も何度も。俺がスクリプトの問題を発見してはバグレポートを送信、おーじはすぐさま修正したバージョンを返信。遅くとも次の日の晩には修正版が上がってくる仕事の早さ。
欲しい機能が実装されるまでにさほどの時間は要さなかった。とはいっても年末にこの作業をスタートさせて3週間はたっていたと思う。
さて、ここからが大変だった。ただでさえ、乗りものは調整できるパラメータが多い上にひとついじれば他のパラメータにも影響が出ることがあり、いきおい調整はひとつひとつ弄ってはテストランして状況を確認し、また元に戻しては別のパラメータを調整し、という気の遠くなるような作業を繰り返すしかなかった。
アクセルを踏んだ時のrpmの上がり方、rpmと連動するギアごとの加速率や水温計の変化ペース、アクセルを抜いたときの切れ込み具合、ブレーキをかけたときの速度とrpmの減り方、などなど盛り込んだ独自仕様の多さで自分の首を絞めた感もある。
けれど。
少し弄ってはその影響を実感し、マシンが速くなっていく過程はとても楽しかった。この頃からテスト走行の休憩で俺がストラダーレから降りるなり「どこで売ってるんですか?」と声をかけられる回数が飛躍的に増えていった気がする。でもそのたびに俺は「まだ売れる段階じゃありません」と伝えていた。だってまだ自分では納得していなかったから。
そう、速くなり始めた頃のストラダーレは都合が良過ぎた。重過ぎず軽過ぎず適度な切れ具合のハンドル、素直なレスポンス、ほぼ滑らず思い描いたラインを簡単にトレースできるグリップ力。
「確かに速い。でもこれは俺のストラトス像とは違う。ただ速いだけのマシンは欲しくない」
多分このまま公開すれば万人が乗りやすく、限界も高い優秀なマシンだったろう。誰もが操りやすく、誰もが手軽に速く走れる車。それはひとつの理想形ではある。でも俺が欲しかったのは乗りこなすこと自体が楽しい暴れ馬。
ストラトスにはもっとクセのある扱いにくい車であって欲しかった。もちろん、俺は実車のストラダーレに乗ったことがあるわけじゃない。もし乗ったことがあるとしてもごく一部を除いて0か1のデジタル入力なSLじゃ本当の意味でのリアルなんて到底無理。そもそもSIMって結構狭いし、アナログなアクセル制御ができない時点でパーシャルなコーナリングなんて無理がある。アクセル連打で擬似的に一定の出力を保つこともできなくはないがちょっと不様だ。
でもSLで可能なことだけでもイメージに近づけることはできる。

100km/hを超えれば小指一本で回るといわれる過敏なステアリング、基本を守って走れば素直でもラフな操作をした途端に牙を向くトリッキーな挙動。
トップドライバーたちに「すべてのコースがカーブだけであるならどんなに乗りやすい車だろう」と言わしめた強烈なクセが足りなかった。乗り難い車ではあるけれど乗りこなせれば速い。トップスピードは控えめでも回頭性の高さでライバルを圧倒する無敵のコーナリングマシン。
そんなイメージに近づけるために調整を繰り返し、時にはだーまさん・kanamekkoさん・アイリスさん・まんじさんといった車好きのフレンドたちにテスト車を乗ってもらっては感想を出してもらい、さらに調整。
最後の方はハンドルが切れるスピードを0.002秒早くして横滑りする時間を0.003秒長く、とかやたらと細かい微調整の連続。エンジン音をrpmに合わせて10段階で変化するようにしたら音声ファイルを読み込むたびに微妙にラグってまともに走れなくなったので、3段階に減らしてコーナーを脱出して吹きあがり始めるあたりで高回転のエンジン音を読み込むように調整していったり、とか。
苦労した思い出は腐るほどある。大まかなグループわけでテストしたバージョンは30種類以上、調整した回数は軽く4ケタに達していると思う。
でも、ほぼ納得できる挙動になった。そしてこのマシンに乗った人たちが「難しいけど面白い車ですよ!」といってくれることが何より嬉しい。
これからはビジュアル性と付加機能の向上が目標だ。
……俺のストラダーレにはまだ先がある。
欲しい機能が実装されるまでにさほどの時間は要さなかった。とはいっても年末にこの作業をスタートさせて3週間はたっていたと思う。
さて、ここからが大変だった。ただでさえ、乗りものは調整できるパラメータが多い上にひとついじれば他のパラメータにも影響が出ることがあり、いきおい調整はひとつひとつ弄ってはテストランして状況を確認し、また元に戻しては別のパラメータを調整し、という気の遠くなるような作業を繰り返すしかなかった。
アクセルを踏んだ時のrpmの上がり方、rpmと連動するギアごとの加速率や水温計の変化ペース、アクセルを抜いたときの切れ込み具合、ブレーキをかけたときの速度とrpmの減り方、などなど盛り込んだ独自仕様の多さで自分の首を絞めた感もある。
けれど。
少し弄ってはその影響を実感し、マシンが速くなっていく過程はとても楽しかった。この頃からテスト走行の休憩で俺がストラダーレから降りるなり「どこで売ってるんですか?」と声をかけられる回数が飛躍的に増えていった気がする。でもそのたびに俺は「まだ売れる段階じゃありません」と伝えていた。だってまだ自分では納得していなかったから。
そう、速くなり始めた頃のストラダーレは都合が良過ぎた。重過ぎず軽過ぎず適度な切れ具合のハンドル、素直なレスポンス、ほぼ滑らず思い描いたラインを簡単にトレースできるグリップ力。
「確かに速い。でもこれは俺のストラトス像とは違う。ただ速いだけのマシンは欲しくない」
多分このまま公開すれば万人が乗りやすく、限界も高い優秀なマシンだったろう。誰もが操りやすく、誰もが手軽に速く走れる車。それはひとつの理想形ではある。でも俺が欲しかったのは乗りこなすこと自体が楽しい暴れ馬。
ストラトスにはもっとクセのある扱いにくい車であって欲しかった。もちろん、俺は実車のストラダーレに乗ったことがあるわけじゃない。もし乗ったことがあるとしてもごく一部を除いて0か1のデジタル入力なSLじゃ本当の意味でのリアルなんて到底無理。そもそもSIMって結構狭いし、アナログなアクセル制御ができない時点でパーシャルなコーナリングなんて無理がある。アクセル連打で擬似的に一定の出力を保つこともできなくはないがちょっと不様だ。
でもSLで可能なことだけでもイメージに近づけることはできる。

100km/hを超えれば小指一本で回るといわれる過敏なステアリング、基本を守って走れば素直でもラフな操作をした途端に牙を向くトリッキーな挙動。
トップドライバーたちに「すべてのコースがカーブだけであるならどんなに乗りやすい車だろう」と言わしめた強烈なクセが足りなかった。乗り難い車ではあるけれど乗りこなせれば速い。トップスピードは控えめでも回頭性の高さでライバルを圧倒する無敵のコーナリングマシン。
そんなイメージに近づけるために調整を繰り返し、時にはだーまさん・kanamekkoさん・アイリスさん・まんじさんといった車好きのフレンドたちにテスト車を乗ってもらっては感想を出してもらい、さらに調整。
最後の方はハンドルが切れるスピードを0.002秒早くして横滑りする時間を0.003秒長く、とかやたらと細かい微調整の連続。エンジン音をrpmに合わせて10段階で変化するようにしたら音声ファイルを読み込むたびに微妙にラグってまともに走れなくなったので、3段階に減らしてコーナーを脱出して吹きあがり始めるあたりで高回転のエンジン音を読み込むように調整していったり、とか。
苦労した思い出は腐るほどある。大まかなグループわけでテストしたバージョンは30種類以上、調整した回数は軽く4ケタに達していると思う。
でも、ほぼ納得できる挙動になった。そしてこのマシンに乗った人たちが「難しいけど面白い車ですよ!」といってくれることが何より嬉しい。
これからはビジュアル性と付加機能の向上が目標だ。
……俺のストラダーレにはまだ先がある。
2008年02月25日
Stradale発売記念グッズ

タイムアタック大会当日は発売記念ジャケット&Tシャツを無料配布!
製作は新進気鋭のクリエイター・Kumin Kohimeさん♪
発売記念グッズをもらうついでに観戦してもOKです(笑)
2008年02月23日
【Stradale発売記念タイムアタック大会】
リリース記念にぱーっとやりたいんでタイムアタック大会開催決定!!
概要は↓な感じ。
【Stradale発売記念タイムアタック大会】
開催概要:Wraith Rossini制作のスポーツカー、“Stradale”の発売を記念して2/29に速度郷(SPEED KYOU)にてワンメイクのタイムアタック大会を行います。ターマックとグラベルが交錯する速度郷は、WRCで活躍したあの名車をイメージしたこのマシンのお披露目にはバッチリ!?

上位入賞とブービー賞で賞金もご用意。当日飛び入りでの参加も可能ですが、参加人数が定員をオーバーした場合には予約者を優先します。
競技に使用するStradaleおよびStradale DemoはNiseko Hirahuの“成層圏”にて発売&無料配布中!
大会当日まで走り込んで上位入賞を狙ってください!!
http://slurl.com/secondlife/Niseko%20Hirafu/60/87/24/?title=Seisouken

なお、イベント当日は速度郷の駐車スペースにて発売記念ジャケットとTシャツを無料配布します。MoonCatのみなさんによるダンスショーもあったり。SLでのモータースポーツに興味がある方はもちろん、イベント好きな方やちょっと見てみたい方もお気軽に!
タイムアタック競技への参加申込はこの記事にレス書き込みするか、インワールドでWraith RossiniまでIM願います。
■主催:Wraith Rossini 開催協力:Airis Juran 発売記念グッズ制作:Kumin Kohime ダンス:MoonCat Dancers(敬称略)
■開催日時:2008/02/29 22:00~24:00(日本時間) 競技開始は22:55~を予定。
■会場:速度郷(SPEED KYOU)
http://slurl.com/secondlife/SPEED%20KYOU/125/140/25/
■参加定員:20名
■参加費:0L$
■賞金:1位1000L$ 2位800L$ 3位600L$ ブービー賞600L$
■競技ルール
使用車両はWraith Rossini制作のStradale_X_02(Xには色の略号およびオーナー名が入る)およびStradaleDemo。その他の使用は一切認めません。
タイムは1台ずつ計測。持ち時間150秒。
進行がスタートを宣言したら直ちに駐車スペースから出走し、蒲池商店方向へ向かって計測ラインを通過してタイムアタック突入。持ち時間150秒の間で自由に周回を重ね、150秒使い切った時点でのベストラップを記録とする。タイムアタックを終了したら、駐車スペースに戻り、マシンから降りて直ちに回収すること。
前の出走者が駐車スペースに戻った時点で次の出走者がスタートする。
概要は↓な感じ。
【Stradale発売記念タイムアタック大会】
開催概要:Wraith Rossini制作のスポーツカー、“Stradale”の発売を記念して2/29に速度郷(SPEED KYOU)にてワンメイクのタイムアタック大会を行います。ターマックとグラベルが交錯する速度郷は、WRCで活躍したあの名車をイメージしたこのマシンのお披露目にはバッチリ!?

上位入賞とブービー賞で賞金もご用意。当日飛び入りでの参加も可能ですが、参加人数が定員をオーバーした場合には予約者を優先します。
競技に使用するStradaleおよびStradale DemoはNiseko Hirahuの“成層圏”にて発売&無料配布中!
大会当日まで走り込んで上位入賞を狙ってください!!
http://slurl.com/secondlife/Niseko%20Hirafu/60/87/24/?title=Seisouken

なお、イベント当日は速度郷の駐車スペースにて発売記念ジャケットとTシャツを無料配布します。MoonCatのみなさんによるダンスショーもあったり。SLでのモータースポーツに興味がある方はもちろん、イベント好きな方やちょっと見てみたい方もお気軽に!
タイムアタック競技への参加申込はこの記事にレス書き込みするか、インワールドでWraith RossiniまでIM願います。
■主催:Wraith Rossini 開催協力:Airis Juran 発売記念グッズ制作:Kumin Kohime ダンス:MoonCat Dancers(敬称略)
■開催日時:2008/02/29 22:00~24:00(日本時間) 競技開始は22:55~を予定。
■会場:速度郷(SPEED KYOU)
http://slurl.com/secondlife/SPEED%20KYOU/125/140/25/
■参加定員:20名
■参加費:0L$
■賞金:1位1000L$ 2位800L$ 3位600L$ ブービー賞600L$
■競技ルール
使用車両はWraith Rossini制作のStradale_X_02(Xには色の略号およびオーナー名が入る)およびStradaleDemo。その他の使用は一切認めません。
タイムは1台ずつ計測。持ち時間150秒。
進行がスタートを宣言したら直ちに駐車スペースから出走し、蒲池商店方向へ向かって計測ラインを通過してタイムアタック突入。持ち時間150秒の間で自由に周回を重ね、150秒使い切った時点でのベストラップを記録とする。タイムアタックを終了したら、駐車スペースに戻り、マシンから降りて直ちに回収すること。
前の出走者が駐車スペースに戻った時点で次の出走者がスタートする。
2008年02月23日
Havok4
unOfficial Linden Blog日本語翻訳版より引用。
>DEV-10469: llSetVehicleVectorParam(VEHICLE_LINEAR_MOTOR_DIRECTION,)の最大速度は40から256に増加しました。これで、インパルスを追加したり他のトリックを使わなくても、乗り物をもっと速く走らせられるようになりました。注意: Havok4準拠のシミュレーターで、いくつかの古い乗り物をより速く走らせると、乗り物が壊れてしまうことが分かっています。ベータテストグループが選んだことというのは、こういう場合に、将来より良いプロダクトが出来ることを支援するため、より速いスピードを可能とすることでした。
この記述がそのまま適用されるなら、Havok4環境への適応が楽になったかな~。まだまだ仕様は変わるだろうから本格対応はまだしないけどね。
>DEV-10469: llSetVehicleVectorParam(VEHICLE_LINEAR_MOTOR_DIRECTION,
この記述がそのまま適用されるなら、Havok4環境への適応が楽になったかな~。まだまだ仕様は変わるだろうから本格対応はまだしないけどね。
2008年02月22日
MINIのお求めはココで!
たまには肩の凝らないお固くないネタでいってみる。

俺のStradaleを置かせてもらってる欧州車仲間、kazuhoさんのお店。俺がストラトスフリークなら彼女はエランフリーク。きっとエランについて語らせたら2時間は止まらないハズ。
本人談:5時間だってさ!
うかつに触れると大変なことになるよ、きっと。
肝心のお店の場所は最近オープンしたばかりの佐世保SIM。
店舗名は捻りなく、いやわかりやすく“かずほショップ”。
http://slurl.com/secondlife/Sasebo%20City/130/120/24/?title=kazuhoshop
きっとこのわかりやすさというか素朴さが彼女の魅力。
……そうに違いない。

なかなかキュートでしょ?
おまけに走りの腕も確か。
クリエイターとしては造形力に定評のある人で綺麗に構築されたラインが彼女の作品の特徴。
ちょっと見習いたいです、ハイ。

現時点の売り物はMINIのバリエーションとラジオフライヤー。ちなみにMINIとラジオフライヤーはオーダーメード仕様にもできる、って話なんで気になるあの人へのプレゼントになんていかが?
……ちなみに2Fには制作中の怪しいブツが置いてあったりするとかしないとか。

俺のStradaleを置かせてもらってる欧州車仲間、kazuhoさんのお店。俺がストラトスフリークなら彼女はエランフリーク。きっとエランについて語らせたら2時間は止まらないハズ。
本人談:5時間だってさ!
うかつに触れると大変なことになるよ、きっと。
肝心のお店の場所は最近オープンしたばかりの佐世保SIM。
店舗名は捻りなく、いやわかりやすく“かずほショップ”。
http://slurl.com/secondlife/Sasebo%20City/130/120/24/?title=kazuhoshop
きっとこのわかりやすさというか素朴さが彼女の魅力。
……そうに違いない。

なかなかキュートでしょ?
おまけに走りの腕も確か。
クリエイターとしては造形力に定評のある人で綺麗に構築されたラインが彼女の作品の特徴。
ちょっと見習いたいです、ハイ。

現時点の売り物はMINIのバリエーションとラジオフライヤー。ちなみにMINIとラジオフライヤーはオーダーメード仕様にもできる、って話なんで気になるあの人へのプレゼントになんていかが?
……ちなみに2Fには制作中の怪しいブツが置いてあったりするとかしないとか。
2008年02月21日
ストラダーレ制作回想記中篇


俺が強く意識していたSLのマシンは2台。rpmの導入により本物っぽいシフトチェンジを実現し、水温計の搭載でペース配分という駆け引きの妙を加えた GentoさんのF3。大抵の車が一瞬バックに入力することでブレーキの代わりに使っていたところに、SLでも純粋なブレーキを再現できることを示してくれたれーこさんのR2000 TypeR。この2台の存在は革新的だった。
何せそれまでのインワールドの車のシフトは単純に速度上限をコントロールするだけのものでトップギアに入れたままスタートしてそのまま走り続けるのが一番速かったし、減速するためにはアクセルを離してエンジンブレーキに頼るか飛ばしてる最中にバックを入力するしかなかったからだ。バックに入力しすぎれば減速するどころかいきなり後ろに下がっちゃうわけで。
F3とR2000が示してくれた方向性はとても魅力的で無視できるわけがなかった。
「俺のマシンにもこの要素は必ず入れたい、でもそれだけじゃ芸がない。独自の要素を盛り込めないだろうか?……そうだ、コーナリング中のアクセルオン・オフによる挙動の変化を盛り込もう。擬似的にでもアクセルコントロールで曲がり方が変わってくるようにすればもっとライン取りの自由度を上げられるはず。圧倒的なコーナリングスピードでライバルを寄せ付けなかったストラトスに拘るならこれはやらなきゃダメだ!」
参考書籍やらネット検索やらを駆使して自分なりに試行錯誤したのち、この願いを実現するなら汎用的なカースクリプトを弄るだけじゃ絶対に無理という結論に。
「完全独自仕様で行くなら餅は餅屋だ」
仕様書をまとめて頼れるスクリプターに発注することを固く決意する。
そんなわけで某おーじさまに最初に渡した仕様書はこんな感じ。
■■■要求スペック■■■
1.MT5速+R……ギアを上げるほど限界速度は上がるが加速率が悪くなるようにしたい。単純にギア上げるほど速いのはダメ。バック側は1速のみ、これは単純にベクトルをマイナス方向に持っていけば大丈夫だと思う。あと、使用するギアによって鳴らすエンジン音を変えたい。
2.ブレーキ……MOTOR_DECAY_TIMESCALEあたりを↓押してるとき強制的に働かせるようにすればいけるかも? 根拠はアクセルとブレーキを同時に使えるR-2000 TypeRの存在。
3.速度域に応じたステアリング特性の変更。速度が上がるに連れてハンドルが重くなるようにしたい。速度を検出して方向転換関連のパラメーターを変化させればいいと思う。
4.スピードメーター……将来的にはHUDのスピードメーターに出力するようにしたいが、とりあえず車体の上にテキストを浮かせて使用中のギアと一緒に表示する方式で。
5.コーナーリング中のアクセルON/OFFに伴う挙動の変化……アクセルONの状態でハンドルを切り始めて、途中でアクセルOFFにすると急にハンドルの切れ味が良くなるような感じにしたい。アクセルONで通常の挙動に戻る。
↑を抑えてる状態で←or→を押した>↑を0.0X秒離した>方向転換関連のパラメーター変化>再び↑を押した>方向転換関連のパラメーター復旧。みたいな流れにすればいいんじゃないだろうか?
6.リミッター解除……llApplyImpulseでSL仕様上の速度上限を突破する。これをやらないと速度がすぐ頭打ちになってしまう。
7.タコメーター……できれば%表示でいいので欲しい。同じギアでも回転率が高いときほど加速が良い感じに。ギアアップしたときには回転率が落ちて、ギアダウンしたときに回転率が上がるように。
8.水温計……タコメーター90%以上で1秒経過すると1度上昇、100度突破でオーバーヒートして回転率がガタ落ち。89%以下に留めておくと1秒ごとに1度下がる。
そんな仕様書に対して明確にできることと調査が必要なことに切り分けて即座にレスしてくれた某おーじさま。
「本物のプロフェッショナルだ。こいつとなら必ずイメージを実現できる!」
俺はそのとき確信した。
2008年02月18日
ストラダーレ制作回想記前篇

ランチア・ストラトスをつくる。昨年秋にそう決めたのはMagSL主催のモーターショーに参加しようと思ったから。車をつくるなら選択肢はそれ以外に思い浮かばなかった。
まるで未来の写真から切り抜かれた夢のカタチ。
鋭くも美しいウェッジシェイプは幼かったころの俺にはそう見えた。成長してから知った勝利の数々。親会社フィアットの意向でワークス活動を退かされてからも最新鋭マシンを擁するワークス勢に何度も泡を吹かせたプライベーターたち。
……もうたまらなく好き。
話が激しくそれた。
「面構成が複雑なストラトスのボディをつくるならスカルプしかない!」と思って、スカルプにいきなり初挑戦したあの日。スカルプの縛りを知らずに普通のカーモデリングの手法でボディをつくって、ある程度形になったところで上げてみたらグシャグシャで途方に暮れた締切一週間前(苦笑)
「スカルプでは締め切りに間に合いっこない」と締切3日前に通常のプリムでどうにかそれらしい形をでっちあげる方向にシフト。絶対に譲れないディティールと30プリムの制限故に妥協すべきことを選定し3日間で形をつくりあげ初めて組み込むスクリプトに悪戦苦闘。テクスチャをつくる時間も腕もなかったのと、いきなりGr.4仕様は個人的に恐れ多い気がしたので市販車仕様であるストラダーレに。どーにかこーにか締め切り30分前くらいで提出。
このときはまだ走るだけでリトラクタブルライトが動かなかった。
しばらくしてからドアスクリプトの応用でリトラが動くようになるも、当初はグローバル座標を参照していたので車体の向きが変わるたびにライトの動く向きが変わるという事態に遭遇。
やっぱラリーで戦う車なんだから2シーターじゃなきゃダメだろ、と思い2シーター化するも2人目が乗った途端車体が傾く怪現象に遭遇。原因はドライビングポーズを作成するときに腰の座標が高かったことなんだけど、まあ色々無駄なことやったけどkanamekkoさんのアドバイスで問題解決。
この頃から某おーじ様に泣きつき始める。
スクリプトを自分で書くと経験不足のためにエラーの山→非常にストレスが溜まる→俺は走りこんで挙動の調整に専念したい→使えそうな関数を調べ上げて仕様書を作って某おーじ様に作成依頼→精神衛生上の理由でこれがベスト!という結論に。
長くなりそうなんで続きは後日。
そうそう、29日夜に発売記念タイムアタック大会を速度郷で開催します。賞金出すよ! ブービー賞もあるよ! 記念グッズの配布もあるよ! 企画の詳細もまた後日。
「参加資格は製品版ストラダーレのオーナーであること」っていい切りたいとこだけど、試乗車でもいいです。性能そのものはまったく変わらないし(笑)
なんつーか、溢れる想いを詰め込んだマシンの制作がひと段落したのでぱーっと騒ぎたい気分なんだよね。まだまだバージョンアップしていきたいネタはたくさんあるんだけど、今の時点で俺が納得できるレベルの仕様はすべて盛り込んだから!
2008年02月18日
発売記念ムービー
友だちがこんなムービーを作ってくれた! ちょっとコミカルだけどストラダーレの運動性能はわかるハズ。
ラストの急減速からのUターンに注目。
試乗車は↓でゲット!
http://slurl.com/secondlife/Niseko%20Hirafu/60/87/24/?title=Seisouken
2008年02月17日
ストラダーレ販売開始
というわけでNiseko Hirahuで販売開始しました。
店舗名は“成層圏”。



雪原の露店だけど(笑)
いーの、ストラダーレがずらっとならんでれば他に何もいらないくらいなんだから!(半分本気だけど建物までつくる気力がわかない)
http://slurl.com/secondlife/Niseko%20Hirafu/60/87/24/?title=Seisouken
お値段は1台800L$ですが、無料の試乗車も置いてあるのでお気軽にご利用ください。
ただし、独自仕様が多いクセの強い車なので乗る前にマニュアルをしっかり読むことをお勧めします。
それではピーキーな挙動を存分にお楽しみください!
店舗名は“成層圏”。



雪原の露店だけど(笑)
いーの、ストラダーレがずらっとならんでれば他に何もいらないくらいなんだから!(半分本気だけど建物までつくる気力がわかない)
http://slurl.com/secondlife/Niseko%20Hirafu/60/87/24/?title=Seisouken
お値段は1台800L$ですが、無料の試乗車も置いてあるのでお気軽にご利用ください。
ただし、独自仕様が多いクセの強い車なので乗る前にマニュアルをしっかり読むことをお勧めします。
それではピーキーな挙動を存分にお楽しみください!
2008年02月14日
2008年02月13日
2008年02月12日
カラーバリエーション

ストラダーレの挙動は大体固まった。
そんなワケでカラーバリエーションをお手軽に用意。何せ細かいパーツにしかテクス貼ってないから色違いつくるだけなら簡単なんだよね。色味を合わせるのはまた別問題だけど。
光沢にしてるせいもあって調色が難しい。
ただ、ビューワーやモニターによって色味が違ってきたりもするから、あんまり神経質になっても仕方ないかも?



どこのディーラーorどこのオーナーズクラブだって感じの並びだな(笑)
……パッケージとか試乗車とか用意しなきゃ。
2008年02月11日
湘南スイールサーキットVol.12
昨晩は湘南スイールサーキットの定期戦。ギャラリーも人数が多くってSIMの上限に引っかかって、レース参加者が入れないという状況で開催が遅れたり、SIM落ちしまくって時間が押したり、とすごく大変なレースだった。

総合優勝は前回に引き続き、だーまさん。本当におめでとう!!
さてさて恒例のあっさり(?)レポ。
俺は参加者枠を空けるために一時的にホームに避難してバギーをつくってたりしたのでkenmiさんの実況中継で状況をチェック。オープンクラスではフレンドのトウカイエスプリさんが初のクラス制覇を達成した模様。おめでとうございます!
S-2クラスの開催される頃には念のために会場へ戻ろうとしたものの、なかなか入れずお隣の軽井沢SIMから観戦。S-1始まるころに入れないと困るな~と呑気に思いつつ。
このクラスではフレンドのんごろさんが安定した速さで勝利。見てて安心できる走りでいつS-1に出てもおかしくないくらい。そろそろライバル認定かな~。
ゆきっつあんは途中までいい走りでトップをキープするものの、惜しくも敗退。もう少しだったのにねー。
金ちゃんはサイドバイサイドでんごろさんとトップ争いをしてたのにクライアントクラッシュで敗退。不完全燃焼だねぇ。お疲れ様!
俺はといえば、S-1クラスで出場したもののスタート直後の大混戦でなぜかコースの天井付近まで打ち上げられてしまい10秒近くのロス。一応トップでスタート切って他車と重なりつつも一番有利なポジションにつけてたから「これはもらった!」と思ったんだけどな~。
SIM落ちして仕切り直しにでもならない限りもはや勝機はありません(苦笑)
あのまま自由に動けたら高架部分に乗り上げてショートカットでもするんだけど(ぉ
そんなわけでS1を制したのは前回に引き続きだーまさん。
6人同時出走のグランプリがまた熱かった!
スタートの時点で大クラッシュが起きていち早く抜け出したのはトウカイさん。そのまま3周逃げ切るかと思われたが、なんと3周目のS字で痛恨のクラッシュ!
そこで来たのがマージンを削る果敢なアタックで追い上げるだーまさん! 先行していたトウカイさんともう1台を一気にパスしてトップへ!
……正直鳥肌立ったよ。
あとはゴールまで駆け抜けるだけ!
本当に熱いレースだった。俺がまともに勝負できなかったのは悔しいけどまぁしょうがないわ、アレは(笑)
次はまっとうに勝負したいです、ハイ。

二次会は宇宙空間のコスプレカフェ(?)「天真爛漫」でネタ盛りだくさんに盛り上がりましたとサ。

総合優勝は前回に引き続き、だーまさん。本当におめでとう!!
さてさて恒例のあっさり(?)レポ。
俺は参加者枠を空けるために一時的にホームに避難してバギーをつくってたりしたのでkenmiさんの実況中継で状況をチェック。オープンクラスではフレンドのトウカイエスプリさんが初のクラス制覇を達成した模様。おめでとうございます!
S-2クラスの開催される頃には念のために会場へ戻ろうとしたものの、なかなか入れずお隣の軽井沢SIMから観戦。S-1始まるころに入れないと困るな~と呑気に思いつつ。
このクラスではフレンドのんごろさんが安定した速さで勝利。見てて安心できる走りでいつS-1に出てもおかしくないくらい。そろそろライバル認定かな~。
ゆきっつあんは途中までいい走りでトップをキープするものの、惜しくも敗退。もう少しだったのにねー。
金ちゃんはサイドバイサイドでんごろさんとトップ争いをしてたのにクライアントクラッシュで敗退。不完全燃焼だねぇ。お疲れ様!
俺はといえば、S-1クラスで出場したもののスタート直後の大混戦でなぜかコースの天井付近まで打ち上げられてしまい10秒近くのロス。一応トップでスタート切って他車と重なりつつも一番有利なポジションにつけてたから「これはもらった!」と思ったんだけどな~。
SIM落ちして仕切り直しにでもならない限りもはや勝機はありません(苦笑)
あのまま自由に動けたら高架部分に乗り上げてショートカットでもするんだけど(ぉ
そんなわけでS1を制したのは前回に引き続きだーまさん。
6人同時出走のグランプリがまた熱かった!
スタートの時点で大クラッシュが起きていち早く抜け出したのはトウカイさん。そのまま3周逃げ切るかと思われたが、なんと3周目のS字で痛恨のクラッシュ!
そこで来たのがマージンを削る果敢なアタックで追い上げるだーまさん! 先行していたトウカイさんともう1台を一気にパスしてトップへ!
……正直鳥肌立ったよ。
あとはゴールまで駆け抜けるだけ!
本当に熱いレースだった。俺がまともに勝負できなかったのは悔しいけどまぁしょうがないわ、アレは(笑)
次はまっとうに勝負したいです、ハイ。

二次会は宇宙空間のコスプレカフェ(?)「天真爛漫」でネタ盛りだくさんに盛り上がりましたとサ。
2008年02月11日
モデル考察(爬虫類画像アリ・苦手な方注意)

つい先日フレンドのりあんなさんが日記で書いてたのを見て、思わずペットのヘビを衝動買い。
チャットコマンドで喋らせられるので、うちのヘビ“White Fang”はクールなサイバーパンクっぽい口調になってたりする(笑)
↓で売ってるのはヘビだけに限らず、イヌ・ネコ・ウサギ・大型ネコ科・トリ・サカナ・チョウなどなど色々。
Animania, Skynx (127, 65, 22)






フリーでサルも配ってたりするので動物好きは行ってみるといいかも。
で、本題。このヘビのモデルが何なのか。

大きさとか看板のアバターが巻いてる個体の模様から察するに恐らくボールパイソンあたりがモデルなんじゃないかと思っている。顔つきがちょっと丸っこ過ぎるけど。

俺が買ったのは微妙にイエローが残ってるアルビノ系の品種だと踏んでたり。RL写真の個体はイエローの面積が大きいけど面積が小さくなればかなり似ている気がする。

でも目が黒目なとこからするとRLだと数千万円してもおかしくないリューシスティック系の品種だったりするのか?

参考ばかりに普通のボールパイソンと並んでる画像も。同じ種類とは思えないくらい色が違う。

でも枝に巻きついてる緑の個体を見るとまた違った種類な気が。

赤枠で囲んだヤツらを見るとどことなくユーモラスな顔立ちで何となくシシバナヘビに似ているような気もする。

いったいこのヘビのモデルは何なんだ!?
そこまで考えてつくってないってのが正解かも。
……まばたきするぐらいだしな。可愛くするためにあえてやったのかもしれないが。
※注:ヘビにはまぶたというものが存在しないため、まばたきできない。なお、目は1枚の透明なウロコで保護されており、脱皮の際にはこのウロコも脱げる。
2008年02月10日
大怪魚、MoonCatに現る!?

MoonCatの池に怪しげな影が。よくよく見ると信じられないサイズの魚だ!
しかも四つ目。

大胆にもその背中に乗ってみる勇敢な女性。そこにもう1匹の怪魚が!
……池の大きさに対して大きすぎるような気もしないではないが、きっと海に通じるトンネルが底に隠されているに違いない! きっとそうだ!

空腹でなければ割と大人しい魚らしい。我々は魚の上に乗って遊んでみることにした。

遊び疲れて陸に上がったところ我々に懐いた魚が追ってきた。
……危うく圧殺されるところだった。
以上、まったくのフィクション。
2008年02月08日
寝不足確実
バギーを小型化していろいろやってたらもう朝だよorz


プリム数の都合でダンパー4本付けるとルーフやマフラーにプリムを割けなくなるのでちょっと打開策を考えてみた。
・ウイングを削る。
・フロントダンパーをモノショック化。でもこれコーナリング中に片輪が底付きすると途端に挙動がまずくなる構造だよな~(現実ならば)
さーてどうしたものかね。


プリム数の都合でダンパー4本付けるとルーフやマフラーにプリムを割けなくなるのでちょっと打開策を考えてみた。
・ウイングを削る。
・フロントダンパーをモノショック化。でもこれコーナリング中に片輪が底付きすると途端に挙動がまずくなる構造だよな~(現実ならば)
さーてどうしたものかね。