2008年04月21日
掻い潜る銃火の下こそ地獄なれ、踏みこみ行けば後は極楽

4/20開催の「Steam Glider GP」、“危険な女”ことkazuhoさんに後席を任せて出場。きっちり勝たせていただきました。
“Numbers&endaさんペア”も2位入賞でLaughingSkullはワンツーフィニッシュ!

3位にはPureMAGから出場した“だーまさん&はねぴんペア”、4位にはDiablo名義で出場のアイレさんのペアが入賞で表彰台に並びましたとサ。
2日前になるまでほとんど練習なんてしてなかった俺は、Numbersとだーまさんの練習っぷりを聞いて自主開催のタイムアタック大会の終了後に慌てて練習をスタート。
スクリプトと機体の幅と高さを変えなければカスタマイズは自由というレギュレーションだったので、速さを追求するための改造もいくらかしてみたり。リングに引っかかりにくくするため、最初に後退翼バージョンも用意したんだけどそっちは「ひょっとしてそうするとリング通り易いです?」という LINZOOさんのチェックで主翼の向きを変えるのはダメになっちゃった……orz
あーあ、こんなことなら本番まで公開するんじゃなかったよ。
それでも軽量化して重量はノーマルの1/4くらいまで削ったので機動性は段違い。
RollingYeager改め“SkullYeager”と命名。
もっとも軽くした分衝撃には弱いので、妨害用に使用許可の出たXX G36のPushBulletを喰らい過ぎるとマズイ。事前の検証では連続ヒットされるとまっすぐ進むことはまず無理。正面から2丁に喰らった日には前進することさえ困難。骨らしい軽さだから、ある意味似合ってはいるか。
もちろん普通に回避機動をとればそうそう喰らうわけはないんだけれど、何せ「リングを順番にくぐらなければいけない」という縛りがある故に通過ラインに乗せた後は大がかりな回避機動は取れるもんじゃない。小刻みに機体を振って狙いを付けにくくするくらいがせいぜい。それさえもラグって一気に流れた日には激突が怖い。となると自然とラインは読みやすくなり、読みやすければ当然狙いどきなわけで。
もうひとつの妨害手段のパーティクル発生HUDは正直そこまでの脅威じゃない。リングのある位置をきっちり確認してラインに乗せれば体勢を崩さない限りは目をつぶっても抜けられる。
困るとしたら描画負荷でラグりやすくなることと、万が一リングにひっかけたときに周囲に妨害パーティクルがあると状況がわかりにくいことくらい。
よってチームの作戦は、先行した機体を後に続く機体が極力フォローし、リング通過ラインに乗ったときは狙われやすいので近くにいる敵機を優先で銃撃するという方向に。パーティクルは基本的に無視。

そんな作戦を決めた当日には、くみんさん・くろさん・梅花さんというMoonCatから駆けつけてくれた3名のレースクイーンがブースを華やかにしてくれてたり。ブースにはSkullYeagerだけでなくStradaleまで置いて無駄に目立ってました(笑)
スターティンググリッドの決定順が絡む予選は1機ずつ1周するタイムトライアル。ここでは事前にキャッシュをクリアしてリングが読み込まれてなくてぶつける、というトラブルはあったものの唯一2分を切った俺とkazuhoさんは優先権をゲット。Numbers&endaペアも2分20秒くらいで予選2位につける。3位にはだーまさん、4位にアイレさんだったかな。

で、8機一斉スタートとなる恐怖の決勝戦。ダントツの1位で予選を通過しちゃっただけに確実にマークされたと踏んで開幕をどうするか考えたのだけれど結論としては“先行逃げ切り”。通過ラインに乗るときに先行機がいると撃たれ放題になるからね。
そんなワケで開幕ダッシュをもくろむ俺は最インにつけたんだけど、隣にだーまさん&はねぴんペアが並ぶという悪夢。先に決められるってのもおおっぴらに妨害できるレースだと考えものだよな。その隣にはさらにNumbers&endaさんペアという素敵な並びに。
もうこれは間違いなくスタートと同時にkazuho VS はねぴんの銃撃戦になるよな。始める前から挑発合戦やってるし……。
ますます、一気に逃げなきゃならないじゃん!!
音声実況のみでスタートタイミングを指示されていたために、重くなるのを嫌って実況を切っていたNumbersが出遅れるというハプニングはあったものの、俺はほぼ問題なくスタートダッシュをメイク。
と思いきや、後続からの銃撃で少々体勢を崩した瞬間に真紅の翼が目の前を駆け抜けていく。
さすがだーまさん、というべきか。

1~2番リングは先行を許したが3番へ続く狭いトンネルに赤い機体が接触! 後方から銃撃を喰らいつつもその上を抜き去る。もちろん後続機にはkazuhoさんが鉛のシャワーをプレゼント。

一度先頭に立ってしまえばあとは自分のペースで逃げるだけ。
まぁ、周回遅れをパスするときに激しい銃撃で進路が狂って何度かリングにひっかけたり、空中でうまうまダンスを始めたkazuhoさんに激しく受けて操作ミスりかけたりはしたけどそのまま逃げ切って4周でフィニッシュ。少々遅れてNumbers&endaさんペアもゴール、文句なしの完全勝利!
というワケで賞金Get!
応援してくれたみんな本当にありがと~!!
あ、バトルロイヤルは時間の都合で延期になったので興味を持った人はそっちに出てみるといいかも。
※スターティンググリッドほか競技中の写真提供はLaさん。
ありがと~^^
Posted by Wraith Rossini at 08:45│Comments(4)
│Laughing Skull
この記事へのコメント
あーあ、こんなことなら本番まで公開するんじゃなかったよってw
うわww
緻密な計画者ですねぃ^^ フフフ
うわww
緻密な計画者ですねぃ^^ フフフ
Posted by RD design - リアンナ
at 2008年04月22日 07:33

りあんなさん>レギュレーションに抵触しない勝つための方法論だったのに〜(笑)
Posted by Wraith Rossini at 2008年04月22日 08:39
優勝おめでとうございます。
チームでワンツーなんてすごいです。
マシンのカスタマイズができることろが、さらに強いですね。
チームでワンツーなんてすごいです。
マシンのカスタマイズができることろが、さらに強いですね。
Posted by サブロウ
at 2008年04月23日 00:51

サブロウさん>チームでワンツーはいつぞやの湘南スイールサーキット以来でしょうか。次も狙っていきたいものです♪
カスタマイズに関しては、Stradaleをつくる過程でプリムの体積と重量の関係を検証したりしたのが役に立ちましたね~。
カスタマイズに関しては、Stradaleをつくる過程でプリムの体積と重量の関係を検証したりしたのが役に立ちましたね~。
Posted by Wraith Rossini
at 2008年04月23日 10:22
